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膝に水が溜まる

膝に水が溜まる・繰り返し水が溜まることでお悩みの方へ

膝に水が溜まる・繰り返し水が溜まることでお悩みの方へ

膝に水が溜まる状態とは、「膝の中にある関節液の量が増える」ということです。関節液は、通常であれば1〜3ml程度ですが、炎症が起きると30mlまで増えてしまうことがあります。
本来、関節液は軟骨に栄養素を届け、関節の動きをなめらかにする働きがあります。そして、関節液の量をコントロールするのが「滑膜」です。膝に水が溜まるのは、この「滑膜」に炎症が起こり、関節液の循環バランスが乱れるため起こるのです。

膝に水が溜まるとどんな症状が出るの?

膝に水が溜まると、次のような症状が現れることがあります。

  • 膝全体に腫れたような感じがある
  • 膝に重苦しいような違和感を感じる
  • 膝の曲げ伸ばしがしづらく突っ張ったような感じがある

など

上記のような症状が見られる場合には、以下の動作を行うことで水が溜まっているかどうかをセルフチェックすることが可能です。

  • 膝を伸ばして床に座り、片方の手で膝の少し上を膝の皿部分に向かって押さえる
  • もう片方の手で、お皿の骨を軽く押す

膝に水が溜まっている場合、膝の中に何かあるような感じや骨が浮くような感じがあります。セルフチェックの結果、上記のような症状が見られた場合にはすぐに大阪府守口市の森整形外科リハビリクリニックへご相談ください。

 

膝に水が溜まる症状の対処法と受診のタイミング

膝に水が溜まるのは関節に炎症が起きて関節液が過剰に分泌されている場合が多く、軽い症状であれば一時的に改善することもあります。
しかし、膝に水が溜まるのは関節に何らかの損傷がある可能性が高いため、基本的には医師の診察を受けることをおすすめします。
以下のような場合には、早めに専門医を受診してください。

  • •水が引かない場合
  • 痛みや違和感が続く、または増している場合
  • 膝に腫れや熱感がある場合

これらの症状を放置せず、早めの受診で適切な治療を受けることが大切です。

膝に水が溜まる原因は?考えられる疾患

変形性膝関節症

変形性膝関節症は、膝関節表面の軟骨が長い時間をかけてすり減ることで、関節の変形や症状が現れる病気です。
一度擦り減ってしまった軟骨は自然に治ることがないため、痛みなどが慢性的に続くこともあります。

原因

変形性膝関節症の原因は、一番は加齢と言われています。また、膝を酷使する動きやスポーツ、肥満や筋力の低下も原因とされているため、膝を酷使しないことや食事などの生活習慣に注意することが大切です。

症状

変形性膝関節症の症状には、以下のようなものがあります。

  • かがんだり立ち上がったりする先に膝が痛む
  • 階段の上り下りの際に膝が痛む
  • 膝を動かした時に音(ガリガリ、ミシミシなど)がする

など

また、症状が末期になると立っているだけで痛みを感じるようになり、日常生活に大きな影響を与えるようになります。

治療法

変形性膝関節症の治療は、「痛みの改善」と「変形の進行を抑制する」ことです。症状を放置してしまうと、痛みが悪化して日常的な基本動作(歩く・立つなど)が困難になったり、高齢になった時に介護が必要になったりすることもあります。
なお、痛みが強い場合には手術が必要になる可能性があるため、早めの診断と最適な治療が必要です。できるだけ初期の段階で受診するようにしましょう。

半月板損傷

半月板損傷は、膝の半月板に強い力が加わったり、ひねってしまうことで損傷し、痛みを生じます。なお、半月板損傷と同時に「前十字靭帯損傷」や「内側側副靱帯損傷」が起こっていることもあります。

原因

半月板損傷の大きな原因は、膝にひねりや強い衝撃が加わることです。また、年齢を重ねて半月板が傷つきやすい状態になると、思いがけない動きや衝撃で損傷してしまうこともあります。

症状

半月板損傷の症状は、膝を動かした時に痛みを感じたり、腫れや引っかかりを感じることがあります。また、損傷が重症化すると、膝に水が溜まったり、膝関節が動かなくなる(ロッキング)によって歩行困難になってしまいます。

治療法

半月板損傷の治療には、保存療法と手術療法があります。
保存療法には、消炎鎮痛薬の服薬やヒアルロン酸、局所麻酔剤などの注射、装具療法、物理療法があります。また、保存療法での改善が難しいようであれば手術療法が適用されます。なお、手術後は運動療法によってリハビリを行うことが重要です。
当院では、患者さんの症状に合わせた丁寧な診察と適切な治療をご提案します。お気軽にご相談ください。

膝に水が溜まる原因

膝に水が溜まりやすくなるのは、感染症やリウマチ、痛風などの疾患によるものです。足指の付け根や足の甲、足関節の痛みを感じる場合も、注意が必要です。これらの症状は、食生活の乱れや運動不足、遺伝的要因などがあり、疾患にかかることで滑膜に炎症が起こり、水が溜まりやすくなります。

膝に水が溜まっているのを放置するとどうなる?

膝に水が溜まっているのを放置するとどうなる?膝に水が溜まった状態を放置すると、膝の違和感や動きが悪くなり日常生活に悪影響を及ぼします。なお、膝に水が溜まっている状態が続くと、関節液の物質による影響で関節の軟膏そのものに影響が及び、正座ができなくなったり左右の膝が同じように伸ばせなくなることもあります。
痛みや違和感がある場合は、放置せず早めに原因を特定し、症状ごとに最適な治療を行うようにしましょう。

膝に水が溜まっているかも…と思ったら当院までご相談ください

膝に水が溜まっているかも…と思ったら当院までご相談ください膝に水が溜まっていなくても、膝に痛みを感じる、腫れや熱感がある、膝の皿に違和感がある場合にはすぐに受診しましょう。特に、炎症が強い場合には微熱などの症状が現れることもあるため、注意が必要です。
当院では、膝に違和感を感じる方、すでに水が溜まっている方への丁寧な診断と最適な治療をご提案しています。ぜひ、お気軽にご相談ください。
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