肩こりで頭痛がする、肩こりがひどいとお悩みの方へ
「肩こり」は、多くの方が経験したことがある症状です。マッサージで一時的に症状が改善することもありますが、放置していると首や背中まで痛くなったり、頭痛を伴ったりすることも少なくありません。
肩こりでお悩みの方は、症状が悪化する前に大阪府守口市の森整形外科リハビリクリニックへご相談ください。当院は、リハビリの国家資格保持者が12人在籍しており、20年以上リハビリ治療にこだわり続けています。肩こりでお悩みの方は一緒に解決しましょう。
肩こりの原因は?
肩こりの原因は生活習慣であることが多いです。長時間同じ姿勢でいることで、首から肩・背中にかけて筋肉がこわばってしまいます。特に、デスクワークをする方は症状が出やすいので注意しましょう。
またストレスがあったり、食生活が乱れていたりすると、症状が悪化する傾向にあります。
日々の習慣によるもの
姿勢
同じ姿勢を長時間続けることで首から肩・背中の筋肉の疲労と血行不良を引き起こし、肩こりの症状が出やすくなります。特に、パソコンやスマホを使用する時に首を前に出したり、肩を前にすぼめる姿勢になっていたりする人は肩こりがひどくなりますので注意が必要です。
眼精疲労
目を酷使すると、目のまわりの筋肉が緊張すると共に肩や首も緊張してしまいます。特にパソコンやスマホの使用時は、常に目が緊張している状態となり、まばたきの回数が減ってしまいます。目が乾燥することで眼精疲労を引き起こし、肩こりにも繋がってしまうのです。
運動
肩こりは肩や首の血行不良が原因となるので、血流を改善するためにも適度な運動が必要です。筋肉には血液を送る役割があるため、筋肉量が低下しないようにすることが肩こりの予防にもなります。
ストレス
精神的なストレスが強くなると、血管を収縮させる作用がある交感神経が優位な状態になってしまいます。この状態が続くと血行不良が悪化し、肩こりを引き起こしやすくなります。
ストレス性の肩こりは女性に多いので、ストレスが溜まりやすい方は適度な運動を取り入れるなど気分転換を心がけましょう。
病気によるもの
病気が原因となっている肩こりもあります。例えば、「五十肩」のように肩関節に起こる病気が原因となっている場合もありますし、「頚椎椎間板ヘルニア」のように首の病気が原因のケースもあります。
肩こりだけでなく胸の痛みがあったり手が痺れたりする場合は、その他の病気の合併症として肩こりの症状が出ている可能性もあるので、早めに受診しましょう。
頚椎症
原因
加齢によるものが多いとされていますが、最近は10~20代で頚椎症の症状が出ている方も増えています。
首の骨に負担がかかることで頚椎の関節や周囲の筋肉にダメージが加わり発症するので、加齢だけでなくスマホなどを長時間悪い姿勢で使用し続けることも原因となるのです。
症状
肩から腕にかけて痛みやしびれが生じるケースが多いです。進行すると、お箸を持ったり字を書いたりするのが困難になるほど、指先の動きが鈍くなってしまいます。
さらに、両足のしびれや歩行障害の症状が出ることもあります。
高齢の方ほど症状を自覚することが難しく、発見が遅くなる傾向にありますので注意しましょう。
治療法
頚椎に負担がかからないような姿勢の指導を行います。適切な方向へ頚椎牽引や症状によって消炎鎮痛剤を処方することもあります。
筋力低下が著しい場合や、日常生活に支障が出るほどの症状がある場合は、手術を検討します。
頚椎椎間板ヘルニア
首には頚椎とよばれる骨が7つありますが、その骨と骨の間でクッションのような働きをする椎間板という組織があります。
椎間板の組織が壊れて、脊髄や神経根が圧迫されてしまうことを「頚椎椎間板ヘルニア」と呼びます。
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)
原因
老化に伴い、関節を構成する筋肉や腱の柔軟性が低下することが原因です。
症状
肩関節に痛みを生じ、関節の動きが悪くなります。夜中に強い痛みが出るケースもあります。早めに適切な治療を行うことが重要です。
治療法
強い痛みが出ている炎症期は、注射や内服薬、安静指導などで痛みを軽減させることを優先します。痛みが落ち着けば、リハビリ専門職による可動域訓練・運動指導を行い、関節の動きを改善していきます。
当院は、五十肩の治療にエコーを導入しており、原因を確認したうえで適切な治療を行い、早期改善を目指しています。
胸郭出口症候群
原因
鎖骨、第一肋骨で神経や血管が圧迫されることが原因です。力仕事をしている方やスポーツ選手に発症しやすいです。
なで肩など悪い姿勢が原因で、首から出た神経が引っ張られて症状が出ることもあります。
症状
肩や腕、肩甲骨周囲で痛みが生じます。
神経が圧迫されることでチクチクした感覚が起こり、動脈が圧迫されることで腕が青白くなります。
治療法
症状に適したリハビリ治療を行います。
手がしびれたり筋肉が萎縮したり、日常生活に支障を来すほど症状が強い場合は、手術を検討します。
肩こりの重症度チェック
足を揃えて立ち、「前にならえ」のポーズをしましょう。手を軽く握った状態で拳を上に向け、肘を90度に曲げて両肘をくっつけて胸の下で揃えます。顔は正面を向いたまま、腕だけをゆっくり上げていきましょう。
どこまで腕が上がるかで、肩こりの重症度を確認できます。
- 鼻より上まで肘が上がる→ほとんど肩こりがない
- 口の高さまで肘が上がる→軽度
- 肩の高さから顎の高さまで肘が上がる→中程度
- 胸より下のまま→重度
あくまで目安の1つです。肩こりでお悩みの方はお早めに当院へご相談ください。
肩こりを解消するには?肩こりの治し方
マッサージやストレッチなどの運動療法で治療していきますが、温熱療法や薬物療法を併用することもあります。
運動療法
薬物療法
肩こりがなかなか治らないという方は当院までご相談ください
「マッサージを受けても改善しない」という方も少なくありません。肩の治療は複雑であるため、適切な治療でなければ症状の改善に時間を要してしまいます。痛みが3週間以上改善しない場合は受診をおすすめします。
当院では、患者さんにできるだけ適切な治療を提供するためにエコーを使用しています。レントゲンで判断できない原因も確認できるようになるからです。早期に適切な治療をすることで症状改善に繋がりますので、肩こりでお悩みの方は、リハビリの国家資格保持者が12人在籍している当院にご相談ください。