- 肩の付け根がズキズキと痛い、肩を回すと痛いとお悩みの方へ
- 肩の付け根が痛む、肩を回すと痛む原因は?考えられる疾患
- 肩の付け根が痛い、肩を回すと痛い場合にストレッチは有効?
- 肩の付け根が痛む、肩を回すと痛む場合には当院までご相談ください
肩の付け根がズキズキと痛い、肩を回すと痛いとお悩みの方へ
肩の付け根がズキズキ痛んだり、肩を回した時に痛みが生じたりすることはありませんか?
肩の痛みや違和感には、突然激しい痛みが出るものや、日常生活を送る中の些細な動作の中で違和感が生じるものまで様々あります。
筋肉痛のように一時的に違和感が生じるものであれば問題ないと言えますが、肩の付け根は普段の生活でも負担がかかりやすい部位となるため、自然に治癒するのは難しく、痛みが持続する場合は受診をおすすめします。
「肩の付け根が痛む」「肩を回すと痛い」とお悩みでしたら、大阪府守口市の森整形外科リハビリクリニックへお気軽にご相談ください。
肩の付け根が痛む、肩を回すと痛む原因は?考えられる疾患
肩の付け根が痛んだり、肩を回すと痛みが生じたりする場合、原因として肩の炎症や石灰化、肩こりなどが考えられます。
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)
原因
四十肩・五十肩の原因は、加齢により肩関節や筋肉・腱などの周辺組織に損傷が起こり、炎症が発生しまうためです。
症状
数週間から数ヶ月の間、安静時にも痛みが生じることがありますが、特に家事や更衣などで、腕を大きく動かすことで激しく痛みが生じます。また夜間に痛みが増強します。
そのほか、肩関節の拘縮が進むと肩関節の可動域が狭くなり、腕が上がらなかったり、腕を回すことができなくなったりします
治療法
痛みを我慢して放置していると、肩関節の拘縮が進むため、適切な治療とリハビリを行います。
日常生活に支障が出る場合は、ハイドロリリース(筋膜リリース)注射が有効です。また拘縮を予防するためにリハビリを行います。
腱板損傷・腱板断裂
原因
腱板損傷・腱板断裂は、肩を動かすことによって、損傷および断裂が進みます。
症状
腱板損傷・腱板断裂は、腱板の損傷部位が隣接している骨に当たることで痛みが生じるため、腕を上下に動かしたり、寝返りを打ったりした時に症状が現れます。
治療法
薬物療法で組織の炎症を軽減させる保存療法を行います。肩関節の損傷がひどい場合は、手術を行うこともあります。
石灰性腱炎
原因
石灰性腱炎の原因は、肩の腱板に硬い塊の石灰が付着し、炎症が生じることです。炎症が生じることで痛みが現れます。
症状
突然激しい痛みが現れ、肩を上げられなくなります。腕を使っている時だけではなく、安静時や夜間にも肩に激痛が生じることもあります。
治療法
炎症や痛みを抑える薬を使用します。また体外衝撃波治療を行うことで、組織の修復を促し、短期間で痛みを軽減することが可能です。
肩の付け根が痛い、肩を回すと痛い場合にストレッチは有効?
痛みをそのままにしておくと、関節が拘縮し腕が上がらなくなったり、肩を回したりすることができなくなり、日常生活に支障を来します。一度拘縮してしまった関節はすぐには改善せず、長期的に治療が必要になってしまいます。そのため、痛みに合わせたストレッチを取り入れていくことが大切です。
しかし、炎症が強い時に激しく腕を使うと炎症を増強させてしまうと恐れがあります。そのため当院では、早期に元の日常生活が送れるように、お一人ひとりの症状に合わせた最適なリハビリテーションを行わせていただきます。
肩の付け根が痛む、肩を回すと痛む場合には当院までご相談ください
肩の痛みを放置しておくと、関節が拘縮し腕が上がらなくなったり、肩が回らなくなってしまいます。すぐに治る場合は問題ありませんが、痛みが3〜4日以上続く場合は、できるだけお早めに当院へご相談ください。
特に、肩周囲が腫れていて腕を動かせない、熱を持っている、日常生活に支障がでている場合には、早めに治療を受けることをおすすめします。痛みをそのままにしておくと、改善するのに時間がかかってしまいます。当院では、痛みや炎症の症状に合わせた治療を行っていますので、お気軽にご連絡ください。