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変形性膝関節症とは、軟骨のすり減り、半月板の損傷、関節の変形などを引き起こす病気の事です。1000万人近い方が治療していると言われ、年間90万人以上発症していると言われる非常に患者数の多い疾患です。 軟骨がすり減り、軟骨の下にある骨(軟骨下骨)が衝突することで、痛みや関節炎などを引き起こします。変形がひどくなると日常生活を送ることが困難となり、手術が必要になる危険性があります。早期に治療を行うことをおすすめします。 変形性膝関節症ページでは、治療法を中心に、どんな病気なのか、原因などについてお伝えします
変形性膝関節症には様々な原因があります。下記の要素が当てはまる方はご注意ください。
加齢:軟骨は年齢と共にすり減ります。70代の人の2人に1人が発症していると言われています。
女性:男性より女性に多い疾患です。特に閉経後は筋力低下が起こるため注意が必要です。
体重増加:体重が増えると膝への負担が大きくなります。
遺伝的要因:両親のどちらかが発症していると、本人も発症する可能性が高いと言われています。
過度な負担:仕事やスポーツなどで過度な負担がかかっている方は注意が必要です。
重度のO脚・X脚の方:関節の内側に負担がかかりやすいので、注意が必要です。
膝をケガしたことがある:骨折・捻挫・靭帯損傷などの既往がある方は変形が起こりやすくなります。
※上記に当てはまらない方も変形性膝関節症になる危険性があります。症状が出たら早期に整形外科を受診しましょう。
変形性膝関節症の運動療法は、痛み緩和と関節機能の改善を目指します。有酸素運動(ウォーキングなど)で血液循環を促進し、筋肉を強化します。太ももの前後の筋力トレーニングや柔軟性向上のストレッチも重要です。医師や理学療法士の指導の下、個別のプログラムを作成し、痛みや適度な負荷を把握しながら進めましょう。運動療法は痛みの軽減と関節の安定性向上に効果的です。身体に合わせて調整し、日常生活の質を向上させる手段として取り入れましょう。
変形性膝関節症の薬物療法では、痛みの軽減と炎症の抑制が目標です。非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、痛みや関節の腫れを緩和する効果があります。また、痛みが強い場合やNSAIDsに効果がない場合には、より強力な鎮痛剤やオピオイド薬が処方されることもあります。ただし、薬物療法には副作用や適応症がありますので、医師の指示に従って正しい薬物を使用しましょう。薬物療法は症状の管理に効果的ですが、個別の状態に応じた適切な治療法の選択が重要です。
変形性膝関節症の注射治療は、痛みと関節の炎症の緩和を目指します。ヒアルロン酸注射は関節内に注入され、潤滑性を改善し痛みを緩和します。コルチコステロイド注射は抗炎症作用を持ち、短期的な痛みの緩和が期待できます。ただし、効果の持続性や個人の反応は異なります。注射治療は運動療法と並行して行うことで、早期の痛みの軽減、関節の動きの改善に期待が出来ます。医師の指示のもと適切な注射治療を行いましょう
変形性膝関節症の装具療法は、痛みの軽減と関節の安定性向上を目指します。膝関節サポーターや装具を使用することで、関節に負担をかけずに適切な位置や姿勢を保つことができます。装具は個人の状態に合わせて選ばれ、正しい装着が重要です。装具療法は症状の管理に有効であり、日常生活の快適さと機能性を向上させることが期待されます。ただし、装具は一時的な対処策であり、症状の改善を目指すためには運動療法などと並行して行うことが必要です。医師や専門家の指導のもと、適切な装具を選びましょう
変形性膝関節症の診断には、問診、触診、視診が重要です。問診では症状や活動制限を詳しく聞き取ります。触診では関節周囲の組織や筋力、関節可動域を評価し、視診では関節の形状や変形、歩行パターンを観察します。これらの評価は症状や進行度の把握、治療計画の立案に不可欠です。画像検査も重要ですが、問診、触診、視診の総合的な評価が診断の基盤となります。合併症の除外や他の関節疾患との鑑別にも役立ちます
変形性膝関節症のレントゲン検査は、一般的かつ非侵襲的な方法で、関節の状態を評価するために使用されます。この検査では、X線を用いて膝関節の骨や軟部組織の異常を観察します。具体的には、膝関節の骨の変形、関節の隙間の狭まり、骨棘(ヒダ)の形成などが確認されます。これにより、膝関節の変形や関節炎の程度を判断し、治療計画の立案や経過観察に役立てることができます
変形性膝関節症の超音波検査は、非侵襲的な方法で膝関節の内部を観察するために使用されます。関節内の炎症や滑膜の異常、関節包の腫れ、滑膜下の滑液の蓄積などを評価することができます。また、関節軟骨の状態や関節隙間の変化を確認することも可能です。他の画像検査の結果と合わせることで痛みの原因などを詳細に知ることが出来ます
治療費は初診時・再診時で異なります。詳しくは、”整形外科リハビリページ”をご覧ください。
膝の痛みは早めの対処が大切です。変形が進んでしまう危険性があります。早めの整形外科・病院受診をおすすめします。
原因によってはマッサージを続けることで、痛みの慢性化〜「治らない痛み」につながる可能性があります。そうならないためにも、まずは一度、整形外科・病院を受診することをおすすめします。
私たちは応援します!「あなたらしい生活と素敵な笑顔」を取り戻していただくために。
膝の痛みや歩行に不安を感じていませんか?変形性膝関節症は、膝関節の軟骨の劣化によって引き起こされる疾患です。膝の痛みが出る前に、早期の相談が重要です。痛みや違和感を感じたり、日常生活で膝に負担を感じるようであれば、ぜひ専門家にご相談ください。早期の受診と適切なリハビリテーションにより、膝の痛みを軽減し、日常生活の質を改善することができます。当院では、様々な得意分野を持つリハビリ専門職が、個々の症状に合わせたカスタマイズされた治療プランを提供しています。お気軽にご相談ください。
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